片頭痛 mygraine
片頭痛の発生機序
片頭痛はまだはっきりとした原因はわかっていませんが脳の視床下部が関係しているとされています。
視床下部で脳の電位・脳内物質などの何らかの変化が起こると、顔の皮膚の感覚を伝える三叉神経に炎症が起こったり、脳内の血管が拡張して三叉神経を刺激したりして、痛みが起きます。
三叉神経の一部は脳の血管を取り巻くように通っているため、脈を打つようなズキンズキンという痛み(拍動性頭痛)が現れるのです。
片頭痛の症状
個人差がありますが、一般的な症状には以下が含まれます。
☑前駆症状(Maigraine aura)が25%に見られる。発作数分前~数時間以上前に始まり、頭痛が始まる前に終わることがある。
・視覚的な変化(閃輝暗点):ぼんやりした視界やまぶしさを感じる、歯車のような光または一部の視野が欠ける等の変化
・知覚異常: 手や顔のしびれ、だるさ
・感覚異常: 聴覚異常や体の感覚が過敏になる
・そのほか: 空腹感や生あくび、イライラ、手足のむくみ
※前駆症状のみで、頭痛に至らないケースもある
☑頭の片側(両側)に鈍い、鋭い、または激しい痛み
☑ズキンズキンと拍動性の痛み
☑がまんできない・仕事などに支障
☑体を動かすと痛みが悪化
☑頭痛が起こると吐き気や嘔吐
☑光や音に対する過敏性
☑体力の低下や集中力の低下
☑月経に伴う場合もある
片頭痛の誘因
☑月経・排卵
☑出産後・更年期
☑寝不足・寝過ぎ
☑空腹
☑ストレスからの解放でリラックスした時
☑まぶしい光・強いにおい
☑人混み・騒音
☑天候の変化
☑温度の変化・高い湿度
☑飲酒
片頭痛の治療薬・予防薬
トリプタン、ロキソニンやアスピリン等のNSAIDs(非ステロイド系抗炎症薬)、CGRP関連抗体薬等
頭痛の程度やご自身の体調を考慮し、主治医や薬剤師に相談をしてから使用される事ををオススメします。
片頭痛の予防方法
生活習慣の改善で予防
☑ 頭痛ダイアリーをつける
☑ 適切な睡眠
☑ ストレス管理
☑ 規則正しい食事
☑ 適度な運動
☑ チョコレートや赤ワイン等の血管拡張作用がある食品を控える
鍼灸整体院プラーナの片頭痛に対しての治療法
一人一人の症状や状態に応じて、オーダーメイドの施術を行います。
鍼には鎮痛効果があり、それを利用して症状のある部位へ刺鍼します。
自律神経・東洋医学的なバランス(気血津液きけつしんえき・五臓六腑)を整え、片頭痛発作の頻度が減るようにします。
片頭痛持ちの方は眼精疲労や首肩こり、全身の筋緊張や日常のストレスが強い傾向にありますので、筋緊張緩和・ストレス緩和目的の鍼灸や整体を行います。
鍼の本数はお身体の状態によって数本~10本以上使用します。
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