緊張型頭痛 tension-type headache
緊張型頭痛の発生機序

一次性頭痛の中で最も多い頭痛の1つであり、世界人口での有病率は約38%といわれています。反復性(月に15日未満)と慢性(3ヶ月を超えて,平均して1ヶ月に15日以上)に分類されています。
長期間の同じ体勢や無理な姿勢の持続により、首や頭の筋肉に負担がかかる
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筋肉の緊張が高まることで血行が悪くなり、血管に老廃物がたまる
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老廃物がたまった部分を中心に炎症が起こり、発痛物質であるプロスタグランジンなどが生産
老廃物がたまった部分を中心に炎症が起こり、発痛物質であるプロスタグランジンなどが生産
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発痛物質が神経を刺激し、頭痛へ
発痛物質が神経を刺激し、頭痛へ
緊張型頭痛の症状
☑30分から7日続き、圧迫されるような、あるいは締めつけられるような非拍動性の痛み。
☑多くは両側性
☑程度は軽度~中等度
☑日常生活に支障が出ることはあっても寝込んでしまうようなことはなし
☑悪心・嘔吐なし
☑動作による増減なし
緊張型頭痛の誘因
☑ 長時間の同一姿勢
☑ パソコン・スマホを眺める時間が多い
☑ 運動不足
☑ ストレス
☑ 肩こり
☑ 首こり
☑ 咀嚼筋のこり
緊張型頭痛の治療薬・予防薬
鎮痛薬が有効とされています。
しかし、鎮痛薬の飲みすぎで薬物乱用型頭痛に移行し、さらに頭痛が悪化することがあるため、飲みすぎには注意です。
緊張型頭痛の予防方法
生活習慣の改善で予防
☑ 頭痛ダイアリーをつける
☑ 適切な睡眠
☑ ストレス管理
☑ 規則正しい食事
☑ 適度な運動
☑ 長時間の同一姿勢を避ける
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